概要

延命補強材マホータイはグラスファイバーテープに含まれる特殊レジンが水と反応して巻き重ねた部分が一体化して強固になり、硬化後はFRPと同等の強度となります。

また、巻き重ねて施工をするので耐候性に優れ、外側が劣化しても2層目以降の内側は殆ど劣化のない革新的な補修材です。その為、官公庁やプラント等で配管の応急補修だけではなく、恒久補修や延命補強としてご使用頂いております。

特徴

1、バルブを止めずに補修出来る
オリステープで噴出している水を完全にストップ。従来はバルブを止めなければ作業が出来なかった補修も水が噴き出したままでの作業が出来、断水等の影響を防ぎます。（0.5Mpa以下の水圧の場合）

2、作業が簡単
補修作業は手で配管に巻いて硬化させるだけです。

3、スピーディー
周囲温度によって、最短23分～で強固に硬化していきます。周囲温度が低い場合は、施工箇所にお湯をかけたり、ドライヤーなどで温めると、硬化が早まります。

4、幅広い用途
防水性、防食性、耐候性、耐衝撃性、耐熱性（210℃以下）に優れ幅広く使用出来ます。

5、公的機関の認定
JIS S 3200-7:2010

オリステープ

ゴムの性質を応用した特殊仕様のテープです。
十分に引っ張りながら傷穴の上を一点集中で巻くと、ゴムが戻ろうとする力でパイプを締めつけ、下地材が食い込むことで、傷穴を塞いで漏れを止めます。

マホータイ

・付属の手袋を着用後、マホータイを取り出します。（先に水に浸しても、巻き終わってから水を含ませても問題ありません）

・補修箇所から巻き始め、2〜3周巻き重ねたら1cm程ずらしながら巻いて行きます。（全体に3～4周を目安、補修箇所は6周以上）

・その際に緩み弛みが生じたら、マホータイを180度ひねって締め付けます。

・巻き終わったら、マホータイ全体に水を含ませ、巻いた方向と同じ方向に5分間程撫で付ける様に絞り込んでください。（内部の樹脂の一体化を促し、強度が増します）