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製品化への道

このページでは、製品化へのヒントや、製品になるまでの裏話など、オリハラ製品にまつわるお話を掲載しています。
第14章から第16章までISO担当者から見たISO14001認証で感じたことを掲載します。
第15章は
「PDCAサイクル 昔から知っていました」です。

PDCAサイクルってよく知っていることだった
 ISO14001の規格を勉強していく中で、PDCAサイクルを廻す、ということが出てきます。言わずと知れた、Plan−Do−Check−Actionです。14001で作りこむ色々な規格や決め事は全て、このPDCAサイクルを廻すために組み込まれます。

PDCAサイクル しかしこの「PDCAサイクル」。よく聞く言葉です。弊社も製造業で工場を持っていますので、工場の品質管理には必ず出てくる言葉です。しかも、日本語に訳した場合に決して難しくない言葉です。計画(Plan)、実行(Do)、確認(Check)、処置(Action)、です。訳は多少違いがありますが、それでもどれも難しい日本語ではありません。「環境側面」なんていうISO14001の翻訳語などは、「環境」も「側面」も日本語として良くわかるのに、「環境側面」となった途端に何を表しているか分からなくなります。それに比べれば、「計画」も「実行」も「確認」も「処置」も、少しも難しくありません。だから”親しみも沸くし、それを実施することに困難さもあまり感じない”そんな感じでした。

PDCAサイクルは廻すのではなく、廻るための仕組み作りをすること
ではISO14001の中でPDCAサイクルがどう扱われているか。直接的な文言は出てきませんが、ISOが要求している内容は、「PDCAサイクルを廻しなさい」ではなく、「PDCAサイクルが廻るための仕組みづくりをしなさい」ということです。この「仕組みづくり」という点が、今までと大きな違いでした。いえ、PDCAサイクルそのものは同じですが、PDCAサイクルが効果的に動くように、ありとあらゆる手段や段取りが、PDCAサイクル自体に含まれている、そういう部分です。

今までのPDCAサイクルでは、計画(Plan)なら、「計画を立てる」これで終わりです。もう少しあっても「どういう計画を立てるといいか」とか「計画を立てるコツ」とかです。自分自身を思い起こせば、予習・復習の計画を初めて立てたのが小学校の高学年の頃でしたから、「計画する」なんて昔からよく行っている行為であり、説明不要、そんな感じがするのは当然です。

しかし、ISO14001では「計画を立てる」ということの中で、「(環境負荷を軽減する為には)どんな計画を立てればいいか」ということが説明されているのではなく、計画を立てる場合に、「どういうステップ(順序)で立てていくか、いつ、どこで、誰が立てていくのか」そういうことを、細かく具体的に決めなさい、ということが書いてあります。これが、仕組みづくりということです。

話し合う初めは”そんな細かく決め事をしなくても計画立案くらいできるのに”と思いましたが、仕組み作りをしていく中で、なるほど!と、うなずけました。何気なく計画・立案、と言って分かりきったことだと思っていても、改めてそのステップを書き出してみて、そのステップが実行されるに必要な条件を洗い出してみると、結構、曖昧なことが多いことに驚きました。曖昧さが残っていれば、何かの拍子に、実行されなくなることは容易に創造できます。そうすればPDCAは簡単にストップしてしまいます。だから、簡単に実行できると思っているPDCAサイクルに、そういう仕組みづくりを組み込んで、継続的な改善が確実にできるようにしている、そういうことだと理解できました。

我々は、言葉の持つ辞書的な意味が分かると、何となく分かって実行できる気がしますが、頭で分かっていることと、実際に実行できるととは、別の世界であることを改めて認識しました。
ロボット「歩く」。こんな簡単な意味の言葉でも、2足歩行ロボットをみれば、ロボットDo!実行はどれほどが難しいこと分かります。PDCAサイクルもその意味は難しくないし、昔から知っていましたが、そして、そこそこ実行できているつもりでしたが、突き詰めて考え、それを確からしいものにレベルアップさせる、その緻密な考え方に、驚きもし感心もさせられたのでした。(続く)

次章は「”プラスの環境影響”という考え方」です。

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